
朝の郵便局。 しゃおふぁは、ことばの光を並べながら、数字の練習をしていました。 「一、二、三!(Yī, Èr, Sān!)」 すると―― 「……えr?」 しゃおふぁの耳が、ぴくっと動きます。 「なんか、 ころんって音がし […]

しゃおふぁは、郵便局の奥で、ふたつの光を見つけました。 「n」 「ng」 どちらも、まあるい光。 でも、よく聞くと少し違います。 「なんで〜?」 しゃおふぁが首をかしげると、ユニは光をふわりと揺らしました。 「さいごの音 […]

郵便局に、甘い香りの光が届きました。 湯気みたいに、ふわふわ揺れる光。 「好吃!(Hǎochī!/おいしい!)」 しゃおふぁは、意味はわからないのに、なんだかうれしくなります。 「はおちー!」 ぴょこぴょこ。 しっぽの光 […]

朝の郵便局に、小さな手紙の光が届きました。 その封筒からは、ほんのり花の匂いがしました。 しゃおふぁは、興味津々で近づきます。 「これ、なあに?」 ユニは、やさしく封筒を開きました。 そこには、きらきらした文字。 「你好 […]

夜空いっぱいに、たくさんの光が集まりました。 「谢谢。(xièxie/ありがとう)」 やさしい“ありがとう”の声。 その瞬間―― ぽんっ! 水色の光がはじけて、小さな妖精が生まれました。 ふわふわの耳。きらきらのしっぽ。 […]

郵便局の奥で、小さな光たちがくっつき始めました。 「あい」 「あお」 「いえ」 光がつながるたび、水色の光は、少しずつ形を持ちはじめます。 そして最後に―― 「x…ie…」 きらり。 青い星みたい […]

ユニが窓を開けると、郵便局に小さな光が届きました。 「あー」 「おー」 「いー」 それぞれの光は、個性豊かな音を持っています。 水色の光は、うれしそうに音をまねしました。 まねをするたび、その水色の光は、少しずつ大きくな […]

夜の空に、小さな水色の光が、ふわりと浮かびました。 「……xie……」 “ありがとう”になりかけた、小さな声です。 わーてる島の中央郵便局には、世界中から“ありがとう”の光が届きます。 そこで働いているのが、妖精のユニ。 […]